製作著作 © 2002, 2003, 2004 Jens Schweikhardt
$FreeBSD: head/ja_JP.eucJP/articles/fbsd-from-scratch/article.xml
39632 2012-10-01 11:56:00Z gabor $
今までに make world を使ってシステムをアップグレードした経験はあるでしょうか? もしディスクに一つのシステムしか入れていない場合は問題です。 installworld が途中で止まってしまったら、 あなたのシステムは壊れたまま、もう起動しなくなってしまうかも知れません。 あるいは、installworld が正常に終了しても、 新しいカーネルは起動に失敗してしまうかも知れません。 さて、そうなってしまったら、Fixit CD を取り出して半年前のバックアップを戻す、 なんてはめになってしまうかも知れませんよね。
わたしは、“アップグレードの時はディスクを初期化する” という方法がよいと考えています。パーティションではなくディスク全体のデータを 消去することで、アップグレードの手順では無視されるような古いデータが 残ってしまうことを防ぐことができます。ただ、 パーティションを全部初期化するということは、 ports/packages をすべて再コンパイル・再インストールしなければならず、 設定ファイルも注意深く作成し直さなければならないということです。 こういう作業を自動化したいと思いませんか? そう思う人は、この先を読み進めましょう。
次のページ | ||
どうして「FreeBSD をゼロから設定する」(あるいは「〜しない」) ことが必要なのか |
本文書、および他の文書は ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/doc/ からダウンロードできます。
FreeBSD に関する質問がある場合には、ドキュメント を読んだ上で <[email protected]> まで (英語で)
連絡してください。
本文書に関する質問については、<[email protected]> まで電子メールを (英語で)
送ってください。